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PSP用ソフト、「銃声とダイヤモンド」のレビューです。
『街 〜運命の交差点〜』、『かまいたちの夜』などのサウンドノベルを手がけた、麻野一哉がシナリオ監修・演出を担当。
CERO:B(12才以上対象)のゲームであります。
12歳以上の人には是非、プレイを勧めたいです。




あらすじ飛ばして本文へ




~あらすじ~




舞台は近未来、東京



人質立てこもり事件や誘拐事件など、急増する凶悪犯罪に対抗するため

警視庁は民間の専門家を捜査員に登用した



警視庁交渉準備室。通称「ゼロ課」



現場の最前線に立つ交渉人の使命は、一滴も血を流さずに事件を解決すること

それがたとえ犯人の血であったとしても



犯人逮捕よりも人質解決による事件解決を目指すゼロ課には……

警察機構に所属しないプロの交渉人=ネゴシエーターが配置された




プレイヤーは、ニューヨークで交渉術を学んだ交渉人「鬼塚陽一」となり、数々の事件に挑むことになる

ゼロ課発足後、次々とおこる凶悪事件

解決したかに思われた事件の意外な共通点

事件の背後に見え隠れする巨大な犯罪組織の影

連続ドラマのように、すべての事件がラストに向けてつながっていく





(公式サイトより引用)





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~概要~


ADVがしたくなった秋の頃、ヨドバシでパッと手にとったのが本作「銃声とダイヤモンド」でした。
正直、地味なパッケージとすぐにはつかみにくいタイトルというのが初見の印象だったと記憶しています。

緊迫の心理戦を実現する”交渉ADVノベル”を謳っていて、
実際にその内容も言葉通りであったと思います。


話を読み進めていくノベルパートと相手と一体一で対話する交渉パートに分かれていて、

交渉が成功したかどうか、また成功ならどのくらい上手くいったかの評価でノベルパートの進行が変わります

冒頭でも述べましたが、麻野一哉がシナリオ監修・演出
音楽制作はノイジークロークのいとうけいすけ氏が主であるようです

評判がいいノイジークローク制作なだけあって音楽はかなりセンスがいいです。


~感想~


前述のように、なんとなく手にとっただけだったこの作品。

「まさかここまで面白いのか!」と驚愕しました。
隠れた名作と言う言葉が当てはまる作品です。名作というところも隠れたというところも

交渉パートは逆転裁判っぽいのかな?
逆転裁判はしたことないのですけどそんな話を見ました。

まあそれはおいといて交渉パートが結構面白い。
緊迫感と心理の探り合いをゲームとして面白く表現しています。
また、犯人の理屈じゃない感情による理不尽さなども無理なく取り入れられた交渉は是非体験していただきたい
失敗してリトライしたときのもどかしさもGood

また、大事な交渉の前には、ノベルパートで収集した情報を元に
ヒントを得ることができるプロファイリングもあり、これもまた頭を使って楽しめます。


肝心な本筋のストーリーですが

交渉の評価によって各エピソードごとに分岐します
最高評価でトゥルーエンド、それ以外はノーマルエンドです

普通にプレイしていたらトゥルーエンドに一発到達は少し難しいのですが、
ノーマルエンドも必見の出来なので初見なら一度ノーマルエンドでクリアしていくのもいいのではないでしょうか

実質、プロファイリングと交渉しか自分で操作できるところはないのですが
それを感じさせないほどプレイヤーを引き込むストーリーが素晴らしかった

悪い点を述べれば、悪い奴は殺してしまえ的なストーリーをもうすこし救いある形だったなら個人的になおよしでした
あ、それとところどころ散りばめられてる(緊迫した交渉パートにさえも)笑いがもっと欲しかった気もします
うん、それは完全に私の好みの問題ですね

キャラも一人一人が立っています。

特に主要キャラははっきり人物像が提示されていて、全員に感情移入ができます
あ、私は普通に鬼塚陽一さんがイケメンすぎて辛いです。(ここ最近私が選ぶ理想的イケメン一位を獲得しました)

続編は意識されてなさそうな作りでした。
全部きれいにとは言いませんがほぼきれいに完結しています。




完成度が高くてオススメです。
ADVが好きな人はプレイしてみてください



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